資格取得のきっかけを教えてください。

水がお茶の風味に影響を与えるということは、以前ティーサロンで働いていた際に、漠然と知ってはいたのですが、そのことを強く実感したのは、中国や台湾のお茶市場で買い物をしたのち、日本に帰ってからお茶を淹れた時です。現地で試飲したものと風味が大きく異なっていて、使用する水が違うとこんなにもお茶の出来上がりが変わるものなのかと、水に興味を持つようになり、水についてもっと深く学びたいと思うようになりました。茶葉の鑑定だけでなく、水に精通することは、とても大切なことと日々実感しています。

どのような活動をなさっていますか？

まだ知られざる中国茶の魅力を、多くの方に少しでも知ってもらうため、中国茶インストラクター協会で定期的に行われるイベントに携わり、お茶の説明や、テイスティングのコツなどの解説をしています。また、お茶をもっと身近でおいしいものに感じてもらおうと、オリジナルブランドの立ち上げ準備をしており、不定期ではありますが、都内の手作りマーケットで商品を販売しています。

今後の抱負をお聞かせください！

水と中国茶のベストペアリングの探求を続け、いろいろなお茶と水の相性や、水の中に含まれるミネラルがお茶の風味に与える影響などについて、初心者の方からプロの方まで、幅広く応用できるような講座を開催したいと思っています。

また、現地で買い付けたおいしいお茶や珍しいお茶を、インターネットで販売できるよう、ホームページ作りを進めて行く予定です。

[2018年12月掲載]